特長
耐塩害性 5倍以上
ハレーサルトは高炉スラグを用いた水結合材比の小さいコンクリートであるため、高い塩害抵抗性を発揮し、塩化物イオンの見かけの拡散係数は普通コンクリートの1/6以下、設計耐用期間は5倍以上です。


複合劣化(塩害・凍害)に対する抵抗性
塩分濃度10%水溶液による凍結融解試験を実施したところ、ハレーサルトは100サイクル経過後も外観に変化がなく、凍害と塩害による複合劣化環境でも健全な状態を維持しています。
- ハレーサルト
- 複合劣化(凍害・塩害) 100サイクル
- 普通コンクリート
- 複合劣化(凍害・塩害) 100サイクル
耐凍害性 5倍以上
緻密な内部構造をしたハレーサルトは凍害の原因である水分が内部に浸透しないため、AE剤を使用しない従来のプレキャストコンクリートに比べて5倍以上の耐凍害性を有します。(60サイクル→300サイクル以上)

耐硫酸性 3倍以上
ハレーサルトの耐硫酸性は硫酸水溶液浸せき試験より求められる中性化速度係数で表され、その特性値は3.0mm/(year・%)を標準とします。


硫酸環境下でのハレーサルトコンクリートの適用環境条件は、硫化水素ガス濃度が50ppm以下、かつ、硫酸濃度が0.5%以下(ph1.2以上)となる環境で使用できます。

低炭素 CO2排出削減約40%
材料の約50%が高炉スラグであるため、一般的なコンクリートに比べて原材料に由来するCO2の排出量を約40%削減できます。

資源循環 再資源化率50%
セメントの一部を高炉スラグ微粉末に、細骨材の100%を高炉スラグ細骨材に置き換え、高炉スラグを質量比率で約50%使用することで、資材の有効利用による資源循環が図れます。

高炉スラグ細骨材とは
高炉スラグは、高炉で鉄鉱石を溶融・還元する際に発生するスラグです。

高炉スラグ細骨材は、急冷処理した高炉水砕スラグを軽破砕し、粒度、粒径を摩砕加工によって整え、必要に応じて固結防止材が添加されたものです。

ハレーサルト工業会
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